Zパーゴラ快適性の証明実験
Zパーゴラの、ルーバー形状、設置角度、設置間隔について、試作品での検証は十分に行いました。次のステップは実際に現場に設置された製品を使って、利用における快適性についての現場検証を行います。
検証するのは、
①晴天時、内部空間の快適性を測定値とサーモカメラの画像により検証
②雨天時、内部空間における雨除け効果の数値的実証
上記2点について測定値等を用いた、客観的な検証を行い、Zパーゴラの快適性を証明いたします。
【①晴天時、内部空間の快適性を測定値とサーモカメラの画像により検証】

<検証の目的>
本パーゴラが夏季の炎天下において、どの程度の快適性を提供できるかを、具体的な測定値と、サーモカメラによる画像にて証明します。
<検証の方法>
7月18日午後1時、パーゴラ下部に良好な日陰を形成している状況において測定を行います。測定は、パーゴラ内外に仮設設置したベンチ座面(再生木材)の表面温度の測定に加え、パーゴラ内外における地面温度の測定を行い、その差異を確認し、傾向を分析します。
<検証の結果>
パーゴラ外に設置したベンチの座面温度53.2度に対して、パーゴラ内に設置したベンチ座面温度は36.9度と、約16度の低減効果が見られ、地面温度の差異と共に、パーゴラの内と外では明らかな違いが確認されました。一般的な四阿とは異なり、屋根面に適度な隙間があり、通気性が高いことが大きな要因と一つと考えられます。

サーモカメラ画像(内外の温度差が明確)

【②雨天時、内部空間における雨除け効果の数値的実証】


<検証の目的>
本パーゴラの主な設置目的の一つは、ゲリラ豪雨等の際、内部において雨宿りができることであり、実際に降雨時に適正な雨宿り効果があることを施工済の製品によって、机上論だけではなく、実測値によって、その効果を証明するものとなります。
<検証の方法>
降雨時において、本パーゴラの内部と外部に降雨受け皿を設置し、一定時間経過の後、各々の収集した取水量を計測し、パーゴラ内外における時間降水量に換算し、その差異を比較します。
<検証の結果>
時間降水量12mmの屋外において、傘が無ければ、「ずぶ濡れ」になる状況ですが、本パーゴラの内部においては、時折、吹込みにより霧雨を感じる程度でした。従って、本パーゴラのルーバー形状、設置角度、設置間隔が適正であり、突然の強い降雨においても、十分な雨宿り効果が期待できる、高い快適性を提供しています。





※時間降水量12mmとは、気象庁「雨の強さと降り方」によると、「やや強い雨」に分類され、「ザーザーと降る」、「地面からの跳ね返りで足元が濡れる」、「雨の音で話し声がよく聞き取れない」、「地面一面に水たまりができる」状態。
※時間降水量1mmとは、一般的に雨具が不要な霧雨程度の状況で、0.3mm程度ではほぼ体感がない状況。
